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よしひこ

模型が多め

一般的な公開最終日にKING OF PRISMを見てきた。

キンプリを、一般的な公開最終日にようやく見てきました。
年末に椎間板ヘルニアを発症させて、つい今日1月29日の昼くらいまで入院してたんですよね。
運良く退院できたので、その足(というのもおかしいのですが、色々と手続きがあり家に帰らずそのまま)で行ってきました。
ぎりぎり駆け込みセーフ!

キンプリね、正直ね、期待してなかったんですよ。
プリズムツアーズがアレだったじゃないですか。
好きって人がいるのもわかりますけど、私は許せなかったんです。
脚本が菱田さんなのに、原作へのリスペクト加減が足りてない感じがしたというか、リサイクルするにしたってもう少しやり方があるでしょ、みたいな。
雑すぎるだろ、みたいな。
いくらサブキャラだっつったって、名前を間違えてそのまま公開するなんてないでしょ!とか、gift完全版作りたかっただけだろ!とか、ボーイズじゃなくてオバレルートじゃねえか!とか色々と。
だので、キンプリを見るまではもう「新作の映画で一瞬でもそんなヘマをしてみろ。そのときは、殺す」くらいの眉間にシワ寄り具合だったと思います。

結論から言うと、奇跡のような映画でした。
あのオバレが、ジュネ様や氷室元会長現主宰、そして口を慎むべき一般人の法月仁が帰ってきてくれた。
仁さんは元一般人になってたけど。
わざわざ仁の長セリフを新録してる辺り最高でしたよ。
仁さん大好き。
人間やめてなくて本当に良かった。
法月皇(クソ外道)(レインボーライブ最大の悪人)(脳が性器)(個人的な感想です)がアッサリ死んでくれたおかげでシュワルツローズができたわけで。喜ばしい限り。
あんだけ資産あったくせに遺言で仁に分配ナシにはしてなかったのは反省してなかったからなのか、はたまた自分に限ってそんなすぐには死なんだろうなどと高をくくっていたのか。
いずれにせよ地獄行きは免れないと思う。個人的な感想です。
ルヰにゾッコンな仁を見て思ったんだけど、この人多分精神的にはルヰやヒロ、聖に屈折した愛を向けつつも肉体的にはジュネ様が好き、もっというとジュネ様に対して所謂バブみを感じていそうだなぁと。
根拠はないし想像でしかないんですが、仁は聖が現れて家庭が冷え切って以降、母親からあまり母親らしい愛を与えられていなかったのかもしれないなぁ。
既に引退して、記憶も技術も失ったジュネ様に執着してる様が、甘えん坊のクソガキっぽくて大変愛おしい。
聖がジュネ様にマリアさんを重ねているのを知ってか知らずか、自分から母親を奪った相手から母親を奪おうとしているわけで。
ただ単純に、憎たらしいロン毛からすべてを奪ってやりたいってだけかもしれませんが。
そのほうが俗っぽくて仁らしいかも。

女の子達が一言も喋らなかった点は特に文句があるわけではなく、逆に良かったなぁと。
映画本編へ関与しないで済む絶妙なラインで出ているのが気持ちよかった感じ。

話は変わって、レインボーライブは本筋を進行させつつも、メンヘラになったヒロ様が彼氏と仲直りして一段落、までを一年で描ききった怪作でした。
ですから、新作映画をやったところで何をするんだよ、と思ってたんですよね(個人的にヒロ様が好きすぎるせいもあるんですが)。
レインボーライブでヒロ様に焦点を当てまくった結果、日陰のキノコみたいに目立たなかった胸ペココウジくんを映画で掘り下げる余地があったのかもしれない、と感じました。
掘り下げというか、鬱が躁転したレベルでおかしくなってた気がしますけども。
映画のコウジくんは一夜でギャラを使い切ってたりしてそう。
あと深夜通販でめっちゃ無駄遣いしてそう、ニンジャフードプロセッサーとか6個買いして涼野家と寮とプリズムストーンとヒロ様の家と幸星楽器におすそ分けしてるよアレ。
ヒロ様はやりきったからコウジとか男子を取り巻く環境とかを描くね!という舵取りの潔さが、先入観なく受け入れられる土台になっているのかも。
シリーズ未見でも楽しめるという評価はこの辺りがキモなんじゃないかな。
けど、これで続編が制作された場合はどうなるんだろうか。
前編ありき、TVシリーズありきで話が進むことになったらこれほどまでの話題にはならないのかもしれない、と思うと、別に続かなくてもいいんじゃねーかな、と少しだけ思ってしまう自分がいます。
いや、続いてくれたらとても嬉しいし、キンプリを再編集してTVで、とか泣いて喜ぶとは思います。
ただ、この映画はこの映画で、完結してもとても良いものだ、と。

閑話休題、シン君も素晴らしかった。
今までのプリズムショーでは、未経験のキャラクターが衝撃を受けるシーンはあれども、流石に「なんだこれは!」とか、実際に抱きしめられてキュンとしたりなんてことはなかったように記憶しています。
あと見てる側が赤い糸に巻かれたり。
兎にも角にも、リアクションが大きすぎて、見ているこちらも冷静にジャンプのおかしさを感じることができまして。
旧作で虚空からマカロンが出てこようが横浜にオーロラが出ようが、『ふんふん、なんだかよくわからないけど何かすごいのはなんとなく伝わった』といった、所謂知ったかぶり的な感じ方をしていた自分を思い出しました。
違うんだよ、本当はプリズムジャンプっておかしいんだよ。
初めてプリズムショーに出会った感動を、というコピーが使われていたようですが、忘れていた感覚を思い出しました。
初めてプリティーリズムを見た時の、何だこれ!おかしい!って気持ち、いつの間にか忘れていたようです。
ありがとう、キングオブプリズム。
最後のショーも良かったよね。プリズムライブなのに楽器ないじゃん、ってのもまあレインボーライブでも楽器演奏は多分評価基準になってないし、ジャンプが強化されることが重要くさいし。
笑顔にしたらそれで勝ちなんだよ!多分そういうことなんだよ!よくわかんないけど!


1/29 23:23追記
マジか!マジだ!失礼しました

とても長い感想になってしまいましたが、続けようとすると際限なく書きそうなので終わりにします。

キンプリにほんの少しでも関わった人、プリティーリズムにお金を出した人、いや、この世の全ての人に、その人々の顔の産毛のほんの毛先にも感謝。
生まれてきてくれてありがとう、あなた方のおかげで巡り巡ってキンプリが生まれたのでしょう。
すべての人の遺伝子、その元を辿って進化の礎となった古代生物、いや、地球が生まれたことに感謝したい。
映画が終わったあとは世界のすべてが輝いて見え、嫌なことが全て頭から消えたような感覚でした。
しばらくはどんなことも許せそうだ、足を踏まれても肩がぶつかってもニコニコしていられるはずだ。
と思ってたけれど、帰りの電車で臭めのオッサンに寄りかかられたときに割と自然と死ねって思っちゃったんで、あと何回か見に行かなきゃ悟りに至れないようです。
リバイバル上映を期待して。